どうして、「こころ」の問題と投資成果が関係あるのでしょうか?
人間を含めて動物は、「ある出来事(刺激)」に反応して「行動」
を起こします。そして、その行動によってある「結果」が生まれます。
ヒトが他の動物と違うことが、一つあります。
ヒト以外の動物は、「刺激」に対して、「本能」というプログラムに
従って「行動」するだけです。
これに対してヒトは、「ある出来事(刺激)」と「行動」の間に、
「思考」が介在しているのです。
ここまでは、ご納得いただけると思います。
しかし、「ちゃんと考えて~~してたらなー」とか、「冷静に
考えて行動していればなあー」などと後で反省することも多々
あると思います。
特に、投資ではそんな経験をしていませんか?
では、なぜ、「ちゃんと」、「冷静に」考えなかったのでしょうか?
ここが大事なポイントなのです。
不真面目なのでしょうか?
そういうチャランポランな性格なのでしょうか?
いえ、そんなことはありませんよね。
儲けようと思って、真剣に相場に取り組んで投資した結果、
先程のような後悔に繋がることは、ヒトの常です。
では、どうして「後悔」するような失敗を繰り返してしまうので
しょうか?
そのことを考える前に、我々の「別の」行動を考えて見ましょう。
私たちは風呂に入った後、「さあ、服を着るぞ」といちいち考え
てから服を着るという行動をするでしょうか?
「無意識」に服を着るという「行動」をしていますよね。もちろん
どんな服を着るか、ということは場合によっては考えるかもしれ
ませんが、服を着るという「行動」自体を意識することは稀でしょう。
この「無意識」に「秘密」があるようです。
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2008年8月4日月曜日
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